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2014年11月12日水曜日

国民皆保険制度-日本とアメリカ

米国イリノイ大学シカゴ校に招請研究員として留学中の小堀善友泌尿器科医の記事をヨミドクターで読んでいて、国民皆保険制度が早くから日本にに取り入れられて良かったと思いますね。

それが、以下に小堀さんが書かれた記事です。


アメリカで暮らす際に、必ずしなければならなかった事の一つに、医療保険の加入がありました。ある程度の支払いができる医療保険に入っていなければ、最悪ビザの取り消しになってしまい、強制出国となってしまうのです。
 どうしてそんなことになっているのかというと、簡単に言えば「医療費がめちゃくちゃ高いから、払える分の保険くらいは入っておきなさいよ」という事なのです。例えば、アメリカでは虫垂炎(盲腸)の手術だけでも数百万円はかかり、ほとんどは日帰り手術や一日入院だったりします。痛くないから退院できる訳ではありません。お金がかかるから、長く入院できないのです。最初の留学先大学のオリエンテーションでも、医療保険に関しては担当の係の人が口を酸っぱくして注意していました。


アメリカではとても医療費が高いですから。オバマ大統領も日本のようにしたかったと思うのですが、反対意見もあるわけですね。


雑魚寝はアメリカでは法律違反

アメリカに行って2か月ほどしかたっていないけれど、韓国人、中国人、ベトナム人、メキシコ人、
ペルー人、コロンビア人、ウズベキスタン人、ポルトガル人、など。
日本に住んでいたときは当たり前だと思い気にもしていませんでしたが、日本の保険制度はどの国の人からも絶賛されておりました、と小堀さん。


日本の国民皆保険制度のおかげで、比較的気軽に病院にかかる事ができ、日本の医療水準は非常に高い反面、患者当たりの医療者数が少ない事や、近年医療費が非常に増大して、それが財政を圧迫している事は大きな問題だと。

また、本来は受診の必要がない人が受診して病院が混雑していたり、救急車をタクシー代わりに利用したりする人がいることも問題だと小堀さん。


さらに、
アメリカに行ってカルチャーショックだったことのひとつに、子どもの数によって、住む家の部屋の数が決められてしまうということ。

私の家族は、子どもが4人いるのでベッドルームが最低でも3つ以上必要になってしまうのです。
もともと家を探しているとき、私と妻と子ども4人の合計家族6人が1部屋に雑魚寝で寝ていたので、ベッドルームは1つでいいですよ、と言っていたのですが、それはイリノイ州では法律違反になってしまいます。だから、必要以上に広い家に住まなくてはならなくなりました。
 

 
また、
子どもだけで家に留守番させたり、外出させたりしても虐待になってしまい、通報されると捕まってしまいます。だから、アメリカでは「はじめてのおつかい」はありません。

子どもだけでおつかいに行かせるのは虐待になってしまうのです、と。

 一方、土地が広大で自然が多い、というのは子育てにはいい環境だと感じました。サッカーができて、遊具があるような公園が家の周囲にたくさんある。

リスや狐きつねや狸たぬき、スカンクまで野生の動物がうろちょろしています。
私が住んでいた埼玉県は、とにかく人が多かったので、遊具があるような公園は混みあっていました。都会のシカゴ近郊で、これだけ土地と自然があるのはすばらしい。子どもを遊ばせていて、アメリカはその点ではとても恵まれていると感じました。

以上、アメリカという国の一面が伺われましたね。


☆小堀善友  泌尿器科医 
埼玉県生まれ 2001年金沢大学医学部卒、09年より獨協医科大学越谷病院泌尿器科勤務。14年9月から米国イリノイ大学シカゴ校に招請研究員として留学中。
専門分野は男性不妊症、勃起・射精障害、性感染症

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