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2014年12月8日月曜日

芯から温まる湯温はどちら?

40度と42度ー芯から温まる湯温はどちら?

大塚吉則(おおつか よしのり) 北海道大大学院教育学研究院教授が、これについての記事をヨミドクターに公開してくれましたので、以下でふれてみます。

入浴関連の事故は、12月から1月がピークとのこと!

その理由として、血圧の過剰な上下変動が考えられている。
暖かい居間から、寒い廊下・脱衣所・浴室へと移動することで血圧が上昇し、寒いので早く湯船に入りたくて、お湯の熱さに体を慣らさずに入浴することで、さらに血圧が急上昇しているとのこと。
しばらくして体が温まると血管が開いて血圧が下がってくるが、寒い脱衣所でまた上昇。
この血圧の上下変動が、とても危険とのこと。

シャワーでお湯を張る、十分お湯をかき混ぜて湯気を出し、浴槽にはふたをしない、などの工夫をして少しでも浴室温度を高めることが肝要だと。
私の生家では、お風呂が家の外にありました。また、浴室暖房などありません。
寒い屋外に出て、いきなり熱い風呂(通常室内の風呂より高めに設定されています)に飛び込むのですから、血圧の高い方は避けた方が無難とのことです。


=湯温と入浴後の皮膚温、比較実験で意外な結果=大塚吉則教授:
冬場は特に、熱い風呂に入った方が体はより温まると思いがちですが、実は違うのです。
湯温40度と42度で10分間入浴してサーモグラフィーで比較したところ、出浴直後は42度の湯温の方が皮膚温は高かったのですが、30分後には40度の方が高くなり逆転していました。

つまり、40度のぬるめの湯の方が体は芯から温まり、湯冷めしにくいのです。40度なら交感神経活動がそれほど亢進せず、温熱作用で血管が拡張し、その中を流れる血液も増加して温まった血液が全身をめぐることになるので、芯から温まるのです。


出浴後はせっかく温まった体を冷やすのはもったいないですから、しょうが湯、くず湯などの温かい飲み物で水分補給することをお勧めします、と。


家庭の風呂と温泉、危険なのはどちら?

ところで、家庭のお風呂と温泉とでは、どちらが入浴関連事故で亡くなる率が高いと思いますか? 
答えは家庭のお風呂です。温泉も公衆浴場もそうですが、浴室・脱衣所などが暖かく、また、具合が悪くなったら周りの人が気づいて助けてくれます。

ですから家庭のお風呂では、特に高齢者が入浴中は時々声をかけてあげるようにして下さい、と。


大塚吉則(おおつか よしのり) 北海道大大学院教育学研究院教授
1955年、北海道生まれ。
79年、北海道大医学部卒、第1内科に入局。89年から米ニューヨーク市のコーネル医科大に留学。
北海道大病院登別分院・医学部附属温泉治療研究施設(温研)勤務などを経て2007年から現職。
国際温泉気候医学会(ISMH)アジア・オセアニア地区代表、日本温泉気候物理医学会理事長、
日本生気象学会幹事、NPO健康保養ネットワーク理事長。
 

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