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2015年9月4日金曜日

iPS細胞でがん縮小!

東大などマウス実験で成功 (ヨミドクターより)


 人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った免疫細胞を使い、マウスのがんを小さくする実験に成功したと、 東京大などの研究チームが米科学誌「ステム・セル・リポーツ」に発表した。  


東京大医科学研究所の中内啓光(ひろみつ)教授らは、人のiPS細胞を変化させ、 がんなどを攻撃する免疫細胞の一種「キラーT細胞」を作り、がんを発症したマウスに投与。  

結果、マウスの体内に、もともとあるキラーT細胞を取り出して増やし、再び戻すという従来の手法と比べて、 がんが縮小する効果が高かった。生存期間も延びたという。  


研究チームは、いったん受精卵に近い状態まで若返ったiPS細胞から作ることで、がんを攻撃する免疫細胞の能力が高まったのではないかと。  

ただ、iPS細胞から作製した細胞には、副作用の懸念もあるという。

その一つは、投与した免疫細胞が暴走し、増殖に歯止めがかからなくなることだ。  

そこで、研究チームは、異常な増殖を止める「ブレーキ」も組み込んだ。 iPS細胞の段階で、特定の薬に反応する「自殺遺伝子」を入れ、免疫細胞が暴走した場合に細胞死に導く仕組みだという。 (ヨミドクター)

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